【アリアンロッド「七色洗隊!!?編」その16】 その頃のヒューマ
<前回のあらすじ>
敵から逃げ延びていたホーク&シシマルとメイド隊員に助けられていたネイトが無事合流。
さて、残りは彼等のリーダー:ヒューマの所在だけであるが…
ヒューマは暗闇の中で目を覚ます事となる。
身には何一つまとう事は無く、両手両足は鎖で繋がれていた。
…あ、生きてる。
そこは(暗くて分からないはずだが)石造りの地下牢と言った感じで、全面の鉄格子以外は窓一つ無い造りであった。
突如、前方の暗闇から声が聞こえて来た。
「あの宝石はどこへやった?」
どうやら私を連れ去った奴のリーダー格が話し掛けているのであろう。
「あの宝石」とは前々回くらいの戦いの時、少女より譲り受けた何らの力を持っている(はず)宝石の事である。
確か、仲間が所持していたはずだが、あの強烈な戦いの中、私と同時にネイトが崩れ落ちるのは視線の端に確認したはずだが、後の2人、ホークとシシマルはどうなったかは分からない状態である。
もし仲間も捕まったのであれば、調べられ宝石は奪われている事だろう。
しかし、「どこへやった?」と質問して来るって事はまだ見つかっていないって事だ。
誰々が持っていると言うにしても、言わないにしてもどのみち追っ手は放たれているだろうと予測をたて、「さぁ知らないね」とばかりにしらを切ってみるテスト。
逆に相手の情報を少しでも得てやろうと、「あれで何をするつもりだ!?」とか色々質問してみるも「お前には関係の無い事だ」的な言葉で全く取りつくしまも無い。
一応、「逃げ延びたあの2人」と言う感じの表現があった事からホークとシシマルが生き延びている事は知ったけど。
結局、その質問者は「こいつは何も知らない」と判断したのか上の階へと消えてしまった。
遠くの方かは分からないが小さなすすり泣きのようなモノが聞こえる。
誰か入るのか聞いてみても返事は無い。むぅ?
取り合えず、ここから脱出を試みる為、色々してみたら、右手側の鎖がゆるんでいる事に気付き、そこを何とかして外す事に成功。
どうやって右手だけで出来たのか分からないけど全ての鎖を無事外し、脱出を試みる。
しっかし何で右手の鎖が外れやすくなってるかな?
敵の罠ですか?泳がされるのですか?(汗)
鉄格子の錠前を調べてみたがどうもヒューマの手の負えるものでは無かったようで、部屋の隅々を調べると一ケ所、石が動く事に気付く。
それを外すとその下の土は柔らかく、掘り進める事が可能であった。
どんどん進んで行くと、突如夜空が見栄だした。外だ。
警戒しながら出てみるとそこはモンスターに襲撃された際、近くに見えていた街=手紙で指示されていた場所、である事に気付く。
何かの為にと、地下牢に戻りワープポイントを設置後、闇にまぎれて脱出。
もちろん脱出した形跡は可能な限り戻しておいた(つもり)
ホーク&シシマルが生き残っているとすればもう一ケ所ワープポイントを設置していた壊れた橋を超えた簡易村(※ワープポイントは全3箇所まで設置可能)にいるかも知れないと淡い期待を込めて現地へ向かう。
到着してみるとそこは壊滅状態になっていた。
村の生存者に聞いてみると、モンスターと冒険者が暴れた(戦った)後だと言う。
そこらに仲間の死体は無かった事からどうやらそいつらは生きてるだろうと予測。
それよりも身ぐるみはがされた姿でここまで出向いたので、村の人達からモンスター襲撃時の被害者と間違われる(苦笑)
適度に衣類だけ入手し、更なる情報を集めていると、メイド部隊員のメンバーに遭遇。
この彼女はネイトと途中で遭遇した人の内の1人のようで、ネイトの無事と現在の拠点を教えてもらい、一緒にそこへおもむく事となった。
その前に地下牢脱出がばれない様に、死体を一体自分の身替わりにしようと思いワープ呪文を唱えたが、無反応。
どうやらあの地下は呪文が遮られてしまうようだ。
で、やっとメイド本陣に行くと、そこにはネイト、ホーク、シシマルと全員がそろっているではないか。
各々、メイドリーダーを交え、襲撃以降の出来事を語り合い、次回への対策を練るのであった。
まず目指す所は騙さ誘き寄せられた街であるが、あそこには強敵が存在するから。
いや、そもそも私、手持ちが一切無いんですけどどうしませう?(汗)
買いそろえるにも金も無いし…(合掌)
ハイ・ホーリーシンボルが無いから回復呪文効果がちょっと低くなるー。
たった3ポイントだけど。
さぁ、待ち受けている(はず)の強敵らに我ら一行はどう立ち向かうのであろうか!?
と言うかどうすれば良いんだー!?
どうする!?どうするオレ!続くっ!(パクリ)
つづく>
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